学校法人のお客様導入事例

区分国立高等専門学校利用目的一般学生(授業外利用)
木更津工業高等専門学校様
導入コースTOEIC®テスト対応 総合英語コース 7

エンジニア育成という特殊な環境の中で、
自らの考えを英語で表現できるコミュニケーション能力の基礎を身に付ける

木更津高専の通称で知られる木更津工業高等専門学校は、1967年に開校した国立の高等専門学校です。「機械工学科」、「電気電子工学科」、「電子制御工学科」、「情報工学科」、「環境都市工学科」の5つの学科を有し、ほかの高等専門学校と同様に5年制の準学士課程でこれらを修めます。
将来、エンジニアとして働く人材の育成を目標として力を注いでいる学校であり、入学時からそのための専門的な教育が行われます。しかし、工学系の専門技術や知識だけを学べばそれでいいということではなく、「高度情報化社会に対応し、自らの状況に応じて的確に表現しうる技術者」の育成をすべく、英語の授業にも力を入れています。
1年から5年まですべての学年で英語の授業が設けられており、特に、専門的な授業が比較的少ない低学年のうちに、英語を重点的に学ばせるシステムとなっています。
各学年ごとにTOEICや実用英語技能検定、工業英検などの外部試験を努力目標として設定し、それらの結果によって単位取得を認めたり、授業科目への単位振り替えなどを行うなどして、学生のモチベーション向上にも努めています。

成果

導入の背景BACKGROUND

TOEICスコアの底上げという課題

本校では、外部試験の結果によって単位を認定したり、単位の振り替えを行っています。そのうち、実用英検や工業英検による単位振り替えは4年生約220名のうち130名程度が利用している一方で、TOEICのスコアを利用する学生は40名余りに留まっています。就職時にTOEICを求められるケースも多くありますので、学校としてはTOEICスコアの底上げを課題としてきました。しかし、現状で新たにTOEIC対策授業を設けることは、ノウハウ面でも時間的な面でも難しかったため、外部教材の導入を考えました。また、今後のカリキュラム改訂により英語の授業時間が減ることが予想されています。そうなった場合でも、現在の質を維持するための方策として、授業外で英語学習に取り組むことのできるeラーニングの活用を検討しました。

導入の決め手DECISIVE FACTORS

管理システムの使い勝手と費用面を重視

eラーニングの導入に際しては、Reallyenglishを含め、4社の中から検討しました。TOEICに特化した内容であることや、学生の状況に応じて取り組めるシステムであることも条件でしたが、学生に合うかどうかは実際に使ってみないとわからない部分もあります。そのため、今年度は試験的な導入という位置付けとして、より明確な基準を重視しました。すなわち、学生の進捗状況を簡単に把握できたり、エクセルなどの形式で出力できたりといった管理システムの使い勝手や、費用面です。それらの点で最もこちらの希望にマッチしていたのに加え、英語が苦手な学生でも利用できる初級レベルの教材があったことも大きな判断材料となり、採用に至りました。

ご活用方法PRACTICAL USE

TOEIC400点を努力目標として、IP受験に合わせた活用に期待

4年生の選択授業として設置した「eラーニング初級」という授業において、Practical English 6(Elementary) を使用しています。英検準2級を取得していることを履修条件として、グラマー、リスニング、リーディングから構成される30項目を年度内に30時間以上学習し、かつTOEIC 350点以上を獲得することで単位を付与します。
また、TOEIC400点を記録すれば、5年時に履修する「英語演習Ⅱ」の単位に振り替えが可能なため、この400点を努力目標として設定しています。導入初年度である今年度は4年生のみが対象となっていますが、来年度以降には3年生にまで対象を拡大することを検討しています。高等専門学校の特性上、学年が上がるに連れ工学系の専門授業が増え、英語を含む一般教養科目が少なくなりますので、英語に触れる時間の多い低学年のうちにTOEICを受験してほしいという狙いがあるためです。
30時間の配分について指定はなく、本校では5月、10月、1月にTOEIC IP受験が可能ですので、そのタイミングに合わせて活用することを望んでいます。

先生の声VOICE

「高専生は英語苦手」、イメージ払拭に期待


【木更津工業高等専門学校 人文学系】
山本 長紀(やまもと たけのり)先生

導入から日が浅く、学校の定期試験や夏休みをはさんだ関係で、今のところ学生の利用時間はそれほど多くないようです。10月のTOEIC IP受験に向けて、これから取り組んでいく学生が増えるのではないかと期待しています。そんな中でも、夏休みに海外へ語学研修に行く学生などは積極的に利用しているようで、例年寄せられる「どんな教材で勉強すればよいか」といった質問も今年はありません。勉強がしたいときに手元に気軽に使える教材があるというのは、それだけで「効果」と言えるかもしれません。
また、技術的なサポートなども手厚く、現在のところ不満はありません。eラーニング導入に当たっては、教員の負担を増やしたくないという思いもありましたので、その点でも満足しています。
一般に「高専生は英語ができない」というイメージがありますが、それを払拭するのに一役買ってくれればと期待しています。

導入コースSERVICE UTILIZATION

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