「青山学院大学 大垣尚司教授ゲスト登壇!仕事の英語力向上セミナー」開催レポート

「青山学院大学 大垣尚司教授ゲスト登壇!仕事の英語力向上セミナー」開催レポート

2022.01.17

2021年10月5日に20周年を迎えた「リアリーイングリッシュ」では、12月10日に記念イベントをオンラインで開催いたしました。 

イベントでは、青山学院大学教授・金融技術研究所長の大垣尚司先生をお招きし、「WSJから学ぶ仕事の英語−英語上達に王道はない。でも、そんなに大変というわけでもない」をテーマに、国際的な英字日刊経済新聞「ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)」の記事コンテンツを活用したビジネスパーソンのための英語学習方法についてお話いただきました。 

1.「仕事で使える英語」とは?

大垣尚司先生セミナーまず、多くのビジネスパーソンが疑問に思っている、「仕事で使える英語」とはどのくらいの英語力を指すのか、そして英語を使って仕事をする上での心構えと実践的な学習方法について解説。当然のことながら、社会人にとっては「英語ができること」より「仕事ができること」が重要である、ということが大前提になります。グローバルな環境で仕事をしていく上では、英語力のみならず、異なる意見やバックグラウンドを持つ人々に対する「異文化理解力」が、コミュニケーションの難しさを乗り越える上で非常に大切な要素です。

また、バイリンガルと一般的な英語学習者との間には、英語に触れた絶対量の差があるので、その差を埋めるために、「読んで分からないことは、聞いても分からない。」「話せる・聞ける英語は、読んで語彙を増やすことから始まる。」をモットーに、とにかくインプットを増やし、読む力を上げることが、仕事で使える英語力を向上させるキーポイントとなります。そしてその学習教材として、英字新聞を活用することがお勧めです。 

2.英語学習教材としてのウォール・ストリート・ジャーナルの活用方法

多量の英語情報をインプットするには、優れた教材を使用するに越したことはありません。本イベントでは、新聞とは、幅広く膨大な量のトピックを毎日掲載している情報の宝庫であり、その中でもウォール・ストリート・ジャーナルは、簡単すぎず、難しすぎないレベルの英語で書かれていて、一般的な学習者が読んで面白いコンテンツとなっていること、また英語の原文はもちろん、日本語版記事、ビデオや字幕など、さまざまなメディアが揃っているので、飽きずに英語学習を続けられることなどを、実際のWSJのWebサイトを使って紹介しました。

3.半年後に急に読めるようになる!英語学習方法

WSJの読み方のコツとしては、「1日15分以上読まないこと、ただし必ず15分読むことを継続すること」とアドバイス。大垣先生のお話では、英語力は階段状に伸びるので、しばらくは成長を実感できない期間が続きますが、その期間もあきらめずに、「毎日15分」の英語リーディングを続けることで、半年後には英語リーディング力アップの効果を実感できるとのこと。大垣先生ご自身も「継続することが難しい」とおっしゃられていたのが印象的でしたが、まさに語学習得は「継続は力なり」の通り、参加者の皆さまも毎日コツコツと続けることが何よりも重要だということを改めて実感されたようでした。 

4.ウォール・ストリート・ジャーナル公認 !生きたビジネス英語を学ぶeラーニング「WSJ で磨くニュース英語リーディング」

WSJで磨くニュース英語リーディング セミナーイベントでは、WSJ発行元のダウ・ジョーンズ コマーシャル・パートナーシップ担当副社長ジョー・マーティン氏にも動画でご参加いただき、WSJの紹介とEdulinXとのパートナーシップの今後の展望についてお話しいただきました。   

EdulinXでは、2021年9月にWSJのニュースコンテンツを利用した英語eラーニングコース「WSJで磨くニュース英語リーディング」を発売いたしました。 

WSJに掲載された英文記事を読み、英語のリーディング力を磨きながら、最新の海外ビジネス情報も学べるオンラインコースで、世界の金融、ビジネス、テクノロジー、社会問題といった豊富なトピックを題材にしています。 

また、本コースには、WSJ(デジタル版)の年間購読権が付属しているので、eラーニングで習得した読解力を使いWSJ記事を読み続けることで、英語リーディング力の更なる向上を図ることができます。 

企業が求めるビジネスレベルの英語力を磨きたい方、英語学習が継続できるコンテンツをお探しの方は、ぜひ受講してみてください。 

「WSJで磨くニュース英語リーディング」コース詳細

【企業・学校での導入をご検討の方】無料デモ体験にお申込みください

※無料デモ体験は、企業の人事・教育ご担当者様および教育機関における教職員の方対象です。個人のお客様からのお申込みは承っておりませんので、ご了承ください。

講師プロフィール

大垣 尚司(おおがきひさし)氏 
青山学院大学大学院法学研究科教授・金融技術研究所長 

京都市生まれ。1982年東京大学法学部卒、1985年米国コロンビア大学LL.M、2011年博士(法学)。日本興業銀行、興銀フィナンシャルテクノロジー株式会社取締役、アクサ生命保険専務執行役員、日本住宅ローン代表執行役社長、立命館大学教授を経て2017年より現職。一般社団法人移住・住みかえ支援機構代表理事、日本モーゲージバンカー協議会代表理事等を兼務。文化放送「大垣尚司と残間里江子の大人ファンクラブ」パーソナリティー。著書に『米経済紙から学ぶ実践英単語』(きんざい、2019)、『金融と法』(有斐閣、2010)、『49歳からのお金』(日本経済新聞出版社、2010)、『ストラクチャードファイナンス入門』(同1997)『金融アンバンドリング戦略』(同2004)『電子債権』(同2005)等。